ついに代表入り!奥川雅也、すさまじいテクニックを持つレッドブル産アタッカー!

2020年11月8日、日本サッカー協会(JFA)は日本代表メンバーにレッドブル・ザルツブルクMF奥川雅也(24)の追加招集を発表!

奥川はA代表初招集となる。MF堂安律が所属するビーレフェルトの都合により不参加となり、その穴埋めとして招集されたとみられる。
森保監督が率いる日本代表は13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表と親善試合を行う。

奥川は京都サンガF.C.の下部組織出身。トップチームに昇格後、2015年からレッドブル・ザルツブルクに加入。マッテルスブルクへの期限付き移籍を挟み、昨季は南野拓実やハーランドらとともにプレーした。今季は公式戦10試合に出場し、3ゴール2アシストを記録。先日の欧州杯ではバイエルン・ミュンヘンからゴールを奪い、大きな話題となった。リバプールに移籍した南野と同じように出世街道を走っていくのか、24歳の活躍に注目したい。

プレースタイルはテクニックに優れたアタッカーで、右利きだが左足も精度が高く使う頻度も多い。強烈なドリブル突破を武器にかつては「古都のネイマール」と称されていた。
オフ・ザ・ボールにも光るものを見せ、DFライン裏に抜けだすかけ引きは秀逸。ひとたび抜け出すと絶妙なボールコントロールからフィニッシュやアシストに繋げる。バイエルン戦のゴールはまさに奥川の真骨頂とも言うべき流れだった。シュートレンジは広く、左足でも強烈なミドルシュートが打てる。インサイドで勝負するストライカーまたはアウトサイドからチャンスメイクするドリブラーとしても機能できる、プレーエリアの幅広さも武器の一つだろう。

課題としてはプレーの安定度で、ハイライトに残るような結果が常に出せているわけではなく、チームで定位置をつかめていない。
今後、年齢と経験を重ねて全体的な精度を高めていけるか。代表招集で自信を高めたいところだ。


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