【FIFA17体験版】個人的感想・レビュー【ぷあたん】

あちゃい!乁( •̀∀•́ )厂
FIFA17体験版が日本でも配信されています。

みなさんはもうプレーしたでしょうか?
J1リーグが初収録、体験版でもガンバ大阪が収録ということで、日本でも話題になっている本作です。

私もさっそくプレーしたので、ブログ移転後は初のFIFAレビューをしてみたいと思います。
くそ長い駄文ですが、よろしくお願いします。

ちなみに体験版プレー動画をあげていますので、FIFA17をまだ知らないという方は、ぜひこちらをご覧になってみてください。

さて、FIFA17体験版をやって、まず思ったのが「やり込みがいのある体験版だなぁ」と。

数々の新要素が加わり、今までより進化したというか、かなり奥の深いゲームになった印象を受けました。

初プレーの方はもちろん、ベテランの方々も新鮮な楽しさを味わえると思います。
ただ個人的に、操作を難しくしすぎな印象も受けました。

では、体験版の印象です。

まず日本人として外せないのが、J1初収録。

体験版でも「ガンバ大阪と吹田スタジアム」が収録され、FIFAでJクラブを操るという歴史的な体験ができます。
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スタジアムとユニフォームの再現度は充分。

新エンジンFrostbiteを搭載したことで、フェイスやユニフォームはより鮮明に表現されています。
画像では伝わりにくいですが、額の汗、ユニフォームのしわ、芝の質感など、じっくり見たくなるほど生まれ変わりました。

ぜひともPS4以上で体感していただきたいです。

ただJリーグの”フェイス再現度”に関しては、改善の余地がかなりあります。

そもそも固有フェイス自体が、ほぼありません。
ほとんどの選手が似ているような、似ていないような、微妙な顔つき。

こちらは遠藤保仁
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こちらは藤春廣輝
藤春
これから固有フェイスは増えていくのか、J収録は続くのか?
そのためにも、みなさんの協力は欠かせません。

この記事や動画で、少しでも多くのJリーグファンがFIFA17を手に取ってくれることを願っています。

そしてモウリーニョ、グァルディオラ、クロップ、ヴェンゲル、コンテといった監督も固有フェイスで登場。

試合展開によっていろいろなリアクションを見せてくれます。

モウリーニョ

これは特に、ストーリーモード「JOUNEY」を盛り上げる要素になりそうです。

次にゲームバランス、これは16よりシビアになった印象です。

たとえばパススピードが全体的に遅くなり、要所でドライブパス(強いパス)を使いこなさなければ、中々うまくビルドアップできません。

パワーゲージの影響もより大きくなっていて、少しのゲージでは本当にチョンと蹴るだけのキックになります。
シュート、パスどちらも、今まで以上に慎重な操作が必要になりました。

ドリブルも同様で、精度が低い選手は1回のタッチがすごく大きくなっています。
そのためスキルムーブの発動も遅くなり、技を出す前に奪われてしまうことも多々。

たとえばガンバ大阪だと、パトリックは非常にドリブルがやりにくいです。
逆にアデミウソンはぐいぐいイケます、半端ないです。

ドリブラーとその他の性能差が、今まで以上に開いた印象。

シュートにパス、ドリブル、セットプレー、基本的な操作どれも難易度が上がったように思います。

そういった意味で、サッカーゲーム初心者には取っつきにくいバランスになっているかな~と。

逆に、やり込めばやり込むほど思い通りのサッカーができるようになって、面白さが倍増すると思います。
特に、新要素を使いこなせば、今までと別次元のサッカーが実現できそうです。

 

では、その新要素に触れていきましょう―――

数多く追加されたテクニック、個人的にもっとも使えると思うのが「高精度スルーパス」です。
コマンドはR1+スルーパス。

これはFIFA16で登場したドライブグラウンダーパス(強いゴロパス)に近いもので、普通より強い弾道のスルーパスになります。

普通のスルーパスは『受け手の前に置くイメージ』ですが、
高精度スルーパスは『受け手を前に引っ張るイメージ』で蹴り出します。

より角度が鋭く、誰で蹴っても精度が高い。
中央からサイドへ斜めに、サイドバックからウイングへ直線的に出す時も、このスルーパスが役立ちます。

特にカウンター時に威力を発揮するでしょう。

文字通り、誰でも高精度パスが出せてしまうチート級な新テク。
もう少し能力に依存したり、精度そのものを落としてもいいかなと。

BBCにこのスルーパスを出されると、守る側はたまったもんじゃありませんよ…!

 

その次に脅威なのが「低弾道シュート」です。

シュートボタン二回押しで、地を這う低い弾道のシュートになります。

これはコントロールシュートにも応用ができて、通称”低弾道コンシュー”も打てます。

ティエリ・アンリの斜め45度、トニ・クロースのバーギリギリシュート、彼らのように絶妙な隅をつく洒落乙コンシューです。

これが現状かなりの凶悪さで、9割以上は枠に飛びます。
最初は気持ちよかったのですが、あまりに決まるので調整が入りそうな予感。

特性ありのディバラなどは面白いように決まるので、近いうちに講座をやります。
決定力に悩みがある方は、これを覚えておいて損はないでしょう。

 

そして”ドライブ系パス”は、GKにも採用されました。

低弾道の高速スロー「ドライブスロー(R1+ショートパス)」
同じく低弾道で高速な「ドライブキック(R1+ロングパス)」フィードキックがさらに速く蹴れます。

どちらもカウンター時に役立つでしょう、GKのキック精度がより重要になるかもしれません。

こういった高精度スルーパス、ドライブ系の進化を見ると、EAさんは「縦に速いサッカー」を推奨していそうです。

世界的な流行になっている”縦の速さ”
新要素を使いこなすなら、レスター式442がぴったりかもしれません。

 

一方、守備時には「シールド(L2+LS)」という新技が登場。

L2を押しながら相手に近づくと、自動でタックルを仕掛けてボールを奪います。
通常のスタンディングタックルとは違い、大きく足を出さず、空振りして隙を作ることはありません。

これはかなり使える技で、目の前を素通りされたり、カットしたボールがそのまま相手に渡って突破される…といった理不尽な光景がほぼなくなりました。

逆に攻撃側としては、簡単にボールを失うことが増えたので、これまた難易度が上がった印象です。
基本的にコムも常時シールド状態で待ち構え、びっくりするほど楽々カットしてきます。

いかにシールドにかからないか…ドリブラーの方々には、最重要課題になりそうです。

実はスライディングタックルも改善され、空振りしてもタックルボタンを押すとすばやく復帰できます。
かなり地味。

 

そして、セットプレーは大幅に一新されました。

コーナーキック、フリーキック、ペナルティキック、すべてのセットプレーで助走距離と位置の調整が可能に。
CKではキック地点やターゲットの選択、PKではコントロールシュートの追加など、新操作が増えて奥深さがでてきました。

一見すると訳わからなくて戸惑ってしまいますが、難しく考えなくて大丈夫です。

今まで通り「普通に蹴る」だけで、今まで通りのキックはできます。
下手に新要素を使ってみると、たいてい意味不明なところに蹴ってしまいます。

製品版ではスキルゲームで練習ができるので、ものにするのは発売日を待ってからでもいいと思います。

 

―――個人的な感想はこんなところです。

やり込みがいのある体験版、その意味が伝わったでしょうか。

エリア内にドライブパスをぶち込み、スクープターンするだけだったFIFA16。

FIFA17は、それに対抗する”シールド”が登場。
そして高精度スルーパス、数々のドライブ系パス、低弾道シュート、新セットプレーを駆使して別次元のサッカーへ。

難しさは上がったぶん、できることもたくさん増えました。
やり込めばどんどんうまくなるでしょう。

さらにストーリーモードJOUNEYもあります、未知のJクラブもあります、未知のプロクラブもあります。

そのJリーグが加わったUltimate Teamも、オンラインシーズンもあります。

FIFA17は、新要素があふれる体験版でさえ味わえない“未知の体験”が詰まっています。
かつてないほど期待のふくらむ体験版、それがFIFA17DEMOでした。

これはやってみる価値があるゲームです。

一応言っておきますが、ボジョレー・ヌーボーぽく言ってみた訳ではありません。


“【FIFA17体験版】個人的感想・レビュー【ぷあたん】” への 4 件のフィードバック

  1. ブログわかりやすくてよかったです。ちなみに質問なのですが新要素の高精度スルーパスはどのボタンを押せばいいのですか?普通に△ボタンを押せばいいのですか?

  2. R1+スルーパスです。ドライブパス同様にR1を押してドライブをかける感覚です。

  3. ゴール前で横方向にドリブルすると味方と絡まるような印象があるのですがなにか対策ありますか?

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